2024年度 決算詳報④ 三菱UFJニコス

BtoB市場を拡大

BtoB市場では、パーチェシングカードが堅調を維持しており、2桁の伸長率を見せた。

9月には三菱商事、OLTA、三菱UFJ銀行、ペイジェントと戦略的業務提携を締結し、第1弾として12月に中小企業向け請求書立替サービス「Invoice Hub」の提供を開始した。

10月には自由が丘商店街振興組合の会員店舗に対し、ペイジェントの請求書支払代行サービス「BizPay請求書カード払いサービス」の提供を開始しており、企業向けにキャッシュフローを円滑化するソリューションを提供するとともに、ビジネスカードの利用促進を図っている。

アクワイアリング取扱高は11兆8539億円と、11.1%増の伸長を見せた。取扱高の伸長には、訪日外国人の利用が増加したことも影響している。

少額決済分野の開拓にも取り組み、12月には自動販売機用の組込み型決済端末の開発・提供を行っているアイティアクセスと提携し、同社の端末13万台を対象にタッチ決済機能を搭載し、順次取扱いを開始した。

営業費用は3242億円と、255億円増加した。業容拡大に伴う一般経費が152億円増加したのが主因。貸倒関連費用は321億円と、83億円増加したが、初期延滞率は低位安定している。

営業利益は14億円と、12億円の増益に。

経常利益も15億円と、13億円の増益だった。当期純利益は216億円の損失となったが、システム統合後に処理を予定していた資産の減損処理を行ったことによるものだ。

システム統合は、MUFGカードブランドのシステムに一本化、DCブランド、NICOSブランドの順に同システムに統合する計画が予定通りに進んでいることを意味している。

月刊消費者信用2025年7月号掲載

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