ジェーシービーがプレミアムカード向けサービスを次々に投入

ジェーシービーがプレミアムカード向けサービスを次々に投入

銀座の一等地にラウンジを開設

リニューアルの第3弾は、7月9日にオープンした「THE GINZA LOUNGE(MATSUYA GINZA JCB)」(写真。以下、銀座ラウンジ)。

ザ・クラスの全ての会員、プラチナ会員のうち、年間の対象利用集計金額(年会費や割賦手数料等を除く)が500万円以上の会員(法人、デビットカードを除く)を対象に、1人1650円(税込み。同伴者1名無料。2名以降、1650円)で東京銀座の一等地に開設されたラウンジを利用できるサービスだ。

海外発行の最上位カードの会員も利用可能だ。百貨店の松屋と協業して運営するラウンジで、松屋のロイヤル顧客も利用する。

100坪以上の広い面積に26テーブル、56席を設けており、非常にゆったりとした空間で落ち着いて、飲み物やお茶菓子を味わえる。

無料Wi-Fiは提供するが、携帯電話を充電するコンセントなどはなく、くつろぎの空間であることを重視した。

「空港ラウンジなどとは一線を画する特別な空間」(堤次長)を目指し、江戸紫という日本の伝統色で彩ったり、内装に障子を採用したり、日本発の唯一の国際ブランドであるJCBのイメージにふさわしい造りにした。

限られたプレミアムカード会員しか利用できない施設を有料としたのはキャパシティーに配慮したからだが、銀座周辺の喫茶店などで休憩するために必要なコストを考えると、むしろ安いくらいだろう。並ばないで入れるのも魅力だ。

「オープン以来、利用者は順調に増えており、リピーターも含め、非常に多くの会員に利用していただいている」(堤次長)という。

JCBでは今後、会員のニーズをくみ取りながら、他の都市や東京の別のエリアにラウンジを開設する必要性を検討していく構えだ。

また、「銀座ラウンジでイベントを開催し、より希少性の高い体験価値を提供するなど、プレミアムカード会員向けのサービスの拡充にも役立てていきたい」(堤次長)とする。

リニューアルにより追加されたサービスを見ると、年間利用金額が500万円以上といった条件が付されており、プレミアムカード会員の中でもさらに上位を形成している会員向けのサービスを充実させていることが分かる。

プレミアムカード市場において、年会費が10万円台、20万円台、さらには50~60万円台のスパープレミアムカードが多数登場していることを考えると、JCBがザ・クラスよりも上位のカード発行に踏み切る可能性もなくはないように思える。

JCBは「市場環境や会員のニーズの変化を踏まえて、今後検討していく必要があるのではないかとも考えている」(堤次長)という。

月刊消費者信用2025年10月号掲載

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