2025年版 クレジット産業白書② クレジットカード市場
2024年のクレジットカードのカードショッピング取扱高は116兆円を突破した。前年比10.6%増と2...

こうした変化を踏まえ、JCBはプレミアムカードの付帯サービスのリニューアルに取り組むことにした。
「記憶に残り、いつでも思い出していただける特別な体験を提供することで、お客様のいい思い出と共にJCBが存在するといった関係性が作れるような新しいサービスを投入していこう」という発想だ。
堤次長は「体験価値の提供を軸としたリニューアル」と表現する。
顧客が体験価値を求めていることは、やはりアンケート調査からも読み取れるという。「モノからコトへ」といわれて久しいが、その傾向はますます強まっていると感じているという。
「このカードを持っていてよかったと感じていただくには、特別な体験、自分の世界にはなかったような新しい体験を提供することが重要になっていきている」と堤次長は分析する。
例えば、プラチナ以上の券種で利用できるグルメ・ベネフィットは、特別な日にレストランで食事をするという体験を提供するが、1名分の料金が無料になるという点で、むしろ利得性を提供するサービスともいえる。
JCBが今後力を注いでいくのは、予約困難な店を予約できるといった、貴重な体験、希少性の高い体験を提供することだという。
リニューアルの第1弾となったスター・ダイニングからは、そうしたリニューアルのコンセプトを明確に読み取ることができる。
この新しいグルメサービスは、JCBが、予約困難店に特化した予約サービス「OMAKASE byGMO」を提供しているGMO OMAKASEの全面バックアップを受ける形で実現したものだ。
ミシュランガイドに掲載されている店舗や予約困難店を1000店舗以上ラインアップし、一部の店舗では常時最大5%引きのベストレートで予約が可能。また、キャンペーン中は最大20%引きの特別価格で予約できる店舗もある。
スター・ダイニングでの予約や割引サービスは、プレミアムカード会員であれば券種を問わず利用できるが、ザ・クラスの会員であれば、「OMAKASEプレミアムプログラム(グリーン機能)」を無料で利用することが可能だ。
これは、数年先まで予約が埋まっているような超予約困難店を予約できるチャンスが広がるプレミアムプログラムだが、通常は月額4980円以上の利用料が必要になるところ、スター・ダイニングにおいてはザ・クラスの会員に限り、無料で利用できる仕組みだ。
スター・ダイニングでは、検索・予約機能の提供だけでなく、貸し切りのダイニングイベントも開催する。
まず、ミシュラン店30店舗を対象に貸し切りイベントを年3回行う。
第1回(応募期間は4月1~27日)はザ・クラスの会員(家族会員含む)を対象に、東京・京都・大阪の二つ星獲得店4店舗に抽選で無料招待した。
ミシュラン店貸し切りイベントは、今後ゴールド以上のプレミアムカード会員を対象に行う計画もある。
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