2025年版 クレジット産業白書② クレジットカード市場
2024年のクレジットカードのカードショッピング取扱高は116兆円を突破した。前年比10.6%増と2...

ザ・クラスを最高位として最もハイクオリティーのサービスを最も多く利用できるようにし、以下、プラチナ、プレミア、ゴールドと、利用できるサービスの質や数にグラデーションをつけている形だ。
JCBがサービスを充実させるなど、プレミアムカードに力を注いできたのは、プレミアム会員は年会費収入があり、収益性が高いのはもちろんのことだが、「会員1人当たりの利用額が大きいだけでなく、退会率が非常に低く、長年使い続けていただける。家族カードの保有率も高い」(堤次長)からだ。LTV(生涯価値)が高い顧客と表現してもよいだろう。
だが、最近、そのようなプレミアムカード会員の属性に、顕著な変化が起きているという。
招待制のザ・クラスを除き、新規入会者の約半数を30歳代以下が占めるようになってきたのだ。
24年12月にプラチナの申込対象年齢を25歳から20歳に引き下げたこともあるが、それよりも若年層にプレミアムカード志向が強まっているのが理由だという。
堤次長は「20歳代、30歳代はカードの券種をアップグレードすることに対する意欲も強く、より高価な年会費を支払ってでも、ワンランク上の体験を求める方が非常に多くなっている」と指摘する。
「自分が気に入った価値を提供してくれるモノやサービスに対しては、惜しまず対価を払う人が非常に増えている」わけだ。
こうした傾向は、JCBがカード会員を対象として行う、アンケート調査などから明確に読み取れるという。
プレミアムカードを求める顧客は、「付帯サービスが充実していることに加え、特別感やステータス性の高いカードを求める傾向が強まっている」。
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