2024年度 決算詳報⑥ 消費者金融会社
大手消費者金融会社大手2社(アコム、SMBCコンシューマーファイナンス(以下、SMBCCF))は共に...

金融機関からすれば、業務の効率化効果に目が向かいがちだが、今後フィンテックを含めた新規参入者との競争が激化することを考えれば、エンドユーザーのUI/UXを大きく改善できる点のほうが重要ではないだろうか。
実際、本件の構想段階から参画しLDPfのファーストユーザーとなった愛媛銀行では、「従前は6~7割だった非対面契約率が9割ほどに増加した」としており、非対面契約率の向上が図れたという。
それによって、「お客様の来店の手間が省けた」という点でもUI/UXの向上が実現できた。愛媛銀行では非対面契約率が増えたことで、「銀行職員の事務も効率化された」というから、顧客と金融機関の双方にメリットがあったといえる。
UI/UXが向上すれば、より多くの人が個人ローンを利用するようになるだろう。
金融機関の業務が効率化され、ローン業務に係るコストが下げられれば、金融機関の収益力が向上する。金融機関の収益力が高まり、自己資本が強化されれば、法人融資を含めより多くの資金が地域に供給できるようになり、地域の活性化が図れるだろう。
SMBCCFは、「地域金融機関の個人ローンの成長につながり、ひいては地域の活性化につながればという思いでLDPfの機能の拡充、高度化に取り組んでいきたい」と展望する。
月刊消費者信用2024年3月号掲載
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