2024年度 決算詳報⑥ 消費者金融会社
大手消費者金融会社大手2社(アコム、SMBCコンシューマーファイナンス(以下、SMBCCF))は共に...

LDPfは23年10月にローンチしたが、どのようなプラットフォームができあがったのだろうか。エンドユーザーの視点から、そのUI/UXを見てみよう。
エンドユーザーは銀行のサイトの申込ボタンやチラシに表示されたQRコードなどから、LDPf上に築かれた申込フォームにアクセスする。
ここに一つ目のポイントがあるのだが、この申込みのUI/UXづくりにはSMBCCFのノウハウが反映されており、エンドユーザーが途中で離脱しないよう、ストレスなく手続を完了できるような工夫が施されている。
ローンの申込手続は入力項目が多いため、完了に至らないケースが多いが、SMBCCFのノウハウをLDPfにも活用しているので、申込完了率の改善効果が期待できるという。
申込みが完了すると、顧客はマイページの設定を行う。登録したメールアドレスにワンタイムパスワードが送られてくるので、ウェブ上でIDとワンタイムパスワードを入力すれば、マイページの設定が完了する。設定後はパスワードを任意のパスワードに変更が可能だ。
前述の通り、マイページでは申込手続においてどのようなステータスにいるかを確認でき、保証審査や銀行審査が行われている段階では、審査中のステータスであることが示される。金融機関からの案内・質問等のメッセージを確認することもできる。
一方、申込みが完了すると申込データは即座に保証会社に連携され、すぐに保証審査が行われる。保証審査に通れば、金融機関の審査が行われる。保証会社の審査に通れば、仮審査が完了した旨が示され、本人確認書類の提出(アップロード)を依頼するメッセージが届く。
アップロードした写真に不備があった場合などは再提出を依頼するメッセージが届く。
マイカーローンでは、販売店の見積書、販売店の銀行振込口座などの提出依頼が届くなど、目的ローン特有の手続がある。
「電話だと金融機関サイドは営業時間内しか架電ができないという制約があるが、マイページにメッセージを送っておけば、エンドユーザーはいつでもメッセージを確認できるので、コミュニケーションにかかる時間を大幅に短縮できる」(小赤澤副部長)。
eKYCを含め一連の手続が完了すれば契約手続に入る。マイページに示された契約書を読んで、同意ボタンを押せば、契約が成立する。
「こうした一連の手続がプラットフォーム上で全てワークフロー化されているので、金融機関の担当が迷うこともなく、契約締結までの手続が進行していく」(小赤澤副部長)仕組みだ。
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