2025年版 クレジット産業白書② クレジットカード市場
2024年のクレジットカードのカードショッピング取扱高は116兆円を突破した。前年比10.6%増と2...

こうした手作りともいえるラグジュアリーカードのサービスは、会員から厚い支持を獲得してきたわけだが、大手企業が自社の顧客向けサービスに、ラグジュアリーカードのサービスを取り入れようとする動きが出てきた。
日本航空が8月1日に発行受付を開始した「JAL Luxury Card」(以下、JALラグジュアリーカード(写真2))と「JAL Luxury Card Limited」(以下、同リミテッド)がそれだ。

年会費はJALラグジュアリーカードが24万2000円(マイル還元率1.25%)、リミテッドが59万9500円(マイル還元率1.5%)で、国内最高峰の年会費だ。
JAL CARDには「プラチナ」(年会費3万4100円)、「プラチナ Pro」(同7万7000円)というプレミアムカードがあったが、富裕層向けのラインアップがなかったことから、ラグジュアリーカード、アプラスと提携し、よりハイスペックなモデルを加えることにした。アプラスは両カードのイシュイングを行う。
新しいカードはラグジュアリーカードにとっての、提携カードといえる。
サービスは日本航空が独自に提供するものとラグジュアリーカードが提供するものがあるが、日本航空が自社の富裕層顧客に対するサービスとして、ラグジュアリーカードが提供する価値がふさわしいと認めたことを意味する。
実は、ラグジュアリーカードは先に、日高軽種馬農業協同組合北海道市場の協力のもと、馬主向けのカードを世に出しているが、JALラグジュアリーカードは初めての本格的な提携カードといえるだろう。
児玉CDMOは「富裕層をターゲットとするさまざまな企業と提携していきたい」と提携カードビジネスの拡大に期待を寄せる。ラグジュアリーなブランドを持つ企業とのタイアップによって、ラグジュアリーカードの会員基盤はますます広がっていくだろう。
月刊消費者信用2025年10月号掲載
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