2025年版 クレジット産業白書② クレジットカード市場
2024年のクレジットカードのカードショッピング取扱高は116兆円を突破した。前年比10.6%増と2...

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児玉CDMOは、優待サービスの開発では、「ディスカウントよりもアップグレードとか、プラスアルファの体験を重視している」(児玉CDMO)という。
また、ラグジュアリーカードは後発なので、会員はすでに別のプレミアムカードを保有していることを想定し、「すでに世の中にある優待サービスとは違うものを作ることに重点を置いてきた」。
ラグジュアリーカードが7月23日に発表した「新富裕層のライフスタイル調査」では、ラグジュアリーカードの会員には、「自分軸で消費をアクティブに楽しみ、旅行や食事、自分の成長を促すコミュニティーへの参加など、質の高い体験を追求する傾向が強く見られる」という。
中でも、年収が3000万円以上になると、投資対象が体験から成長へと変化する傾向があるという。
そこで、ラグジュアリーカードは以前から、会員に自分の成長につながるコミュニティーの場を提供してきた。
その一つが、ブラックとゴールドの会員を対象とした「ソーシャルアワー」と呼ぶ優待サービスだ。初めて行ったのは17年で、都内の高級ホテルのラウンジバーで、ワインのテイスティングを中心としたイベントに招待するという優遇サービスだった。
富裕層にはワイン好きの人が多い点に着目したもので、1人2000円程度の参加費で、厳選したシャンパンやプレミアムワインとフィンガーフードを楽しめるという企画だった。
ソーシャルアワーの参加者は次第に増えていき、毎月開催するようになったが、回を重ねるうちに、会員同士が雑談したり、交流したりするようになってきた。
また、会員には経営層が多いだけに、ビジネス目的を含めた交流の場が欲しいという声も聞かれるようになってきた。
そこで、22年4月にビジネスのつながりを生み出す場を提供する目的で「ネットワーキング特化型ソーシャルアワー」を開始する。自由に名刺交換ができ、ブラック、ゴールドだけでなく、チタン会員も参加可能だという。
ビジネス目的ではないソーシャルアワーも続けられているが、最近は「裏テーマ型」と呼ぶものが人気を集めているという。
非常に高価なかき氷機で作ったプレミアムかき氷を食べるとか、アサヒビールとタイアップした、ビールマイスターが提供してくれる特別なスーパードライを楽しむ会とか、希少な体験価値を提供するものが多い。
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