2025年版 クレジット産業白書② クレジットカード市場
2024年のクレジットカードのカードショッピング取扱高は116兆円を突破した。前年比10.6%増と2...

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「高額な年会費収入があるからこそ、お客様に還元できるサービスの開発に投資できる」点もラグジュアリーカードの強みだという。
年会費が安いと、対顧サービスのスペックを落として、コストを下げる必要が出てくるが、ラグジュアリーカードにはその必要がない。
例えば、プレミアムカードのベースとなるサービスにコンシェルジュサービスがあるが、ラグジュアリーカードは自動音声応答なしでつながる。
用件を伝えるための番号を入力したりする手間が必要ないわけだ。また、EメールやLINEにも対応する。
「富裕層や経営層は時間が足りないので、待ち時間などのストレスを解消することが非常に重要になる」と考えているからだ。
新しいサービスへの投資を活発に行っていることは、マスターカードのワールドエリートを採用しつつも、そのサービスに依存せず、独自のサービスを相次いで企画・開発していることからもうかがえる。
例えば、マスターカードが提供する優待には高級レストランに2人で行くと、1名分が無料になる、プレミアムカードの定番ともいえるダイニング優待サービスがあるが、ラグジュアリーカードは独自に、4人・5人の場合は2人分、6人なら3人分のコース料理が無料になる店舗を増やしてきた。
確かに、ビジネスユースを考えると、会合を1対1で行うことはむしろ珍しいから、4人分で2名無料といったサービスのほうが歓迎されるだろう。交際費を節約したいというニーズにも合致するサービスだ。
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