オリコがSMEをターゲットに、新たなデジタルプラットフォームを開発
オリエントコーポレーション(以下、オリコ)は2023年4月に、請求書カード払いサービス「OBS(Or...

オリコによればネオスビジネスカードの導入先は、25年度末までに3~4社増える予定だ。ただ、導入先を増やしていくには、いくつかの課題を解決する必要があるという。
一つは、限度額の問題。ネオスによれば、業務用酒販店を利用する飲食店の決済金額は、少ないところで月20~30万円程度。大手になると1000万円を超えるので、ネオスビジネスカードの限度額では対応しきれないケースもあるようだ。
オリコは「BtoB向けの与信ノウハウを積み重ねながら、より高額な決済ニーズに対応できるようにする」考えだ。
ゆくゆくはコード決済のインターフェースで、直接クレジットカード決済を起こす決済スキームを加えることも検討していくが、いくつかの課題を解決する必要があるという。
プリペイド決済であれば、残高の範囲でしか発注できないようにすることで、残高不足で決済ができないという事態を回避できる。
だが、クレジットカードの場合は、提携先以外のマスターカード加盟店でも利用できることもあり、限度額を超えたためにオーソリ承認ができないということが起こり得る。
カード決済ができなかった場合は、配達した酒類を持ち帰らなければならないといった問題が発生するので、こうした問題を整理し、解決策を見出していく必要がある。
導入企業の新たなニーズに応えていく必要もあるだろう。
実際、「タジマヤからはバイヤー企業の仕入れに要する時間を短縮するために、モバイルオーダー機能を追加できないかという相談が寄せられている」(一柳部長)。
スマホで事前に注文・決済しておけば、タジマヤの店員がピックアップした商品を受け取ってすぐに帰ることができる。
ファストフード等のアプリではそうした機能はすでに実装されているが、確かにBtoBの顧客体験を向上するためにも、こうしたモバイルオーダー機能は必要なのかもしれない。バリューウォレットもスマ発注ペイもスマホを起点としているので、導入企業がアプリに新しい機能を追加すれば、さらにシームレスでフレクションフリーの顧客体験を築くことができるだろう。
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