オリコがSMEをターゲットに、新たなデジタルプラットフォームを開発
オリエントコーポレーション(以下、オリコ)は2023年4月に、請求書カード払いサービス「OBS(Or...

一方、スマシリーズは「スマ発注」「スマ発注Pay」(以下、スマ発注ペイ)、「スマ回収」からなる。スマ発注は卸売り業者のバイヤーが利用するアプリで、バイヤーはスマホで注文ができ、履歴から注文数や配送日を確認することができる。
卸売り業者は各バイヤーからの受注データをまとめて管理できる。受注データを手入力する必要はないので、受注管理業務を大幅に省力化できる。
スマ発注ペイはバリューウォレットのBtoB版と考えると分かりやすい。
バイヤー企業がアプリに表示したQRコードを、卸売り業者の集配担当者が専用のアプリで読み取ることでプリペイド決済するスキームだ。
集配担当者が事前に納品伝票のQRコードを読み取っていれば、決済金額がスマホ発注ペイに連携されるので、集配担当者が決済金額を手入力する必要がない。
請求書を発行し、銀行振込で回収する卸売り業者もいないわけではないが、まだまだ現金で代金を回収している事業者が多い。
現金決済の場合は、集配担当者が現金を持ち歩かなければならないし、飲食店側も現金を用意して待機している必要がある。
お釣りの渡し間違いで、手元の現金が計算と合わないこともあり、集配担当者のストレスは大きかった。卸売り業者がスマ発注ペイを導入すれば、卸売り業者もバイヤー企業も、こうした煩わしさから解放されるわけだ。
スマ回収は飲食店等に酒類を卸す業務用酒販店向けのソリューションだ。業務用酒販店の集配担当者には空き瓶を回収するという業務があるが、空き容器の代金を納入した酒類の代金から相殺して請求する必要がある。
アプリで回収した空容器の種類や数を入力すると、代金相殺額が自動計算される。集配担当者の持つハンディープリンターで預かり伝票を発行することもできるので、集配担当者の業務が大幅に省力化できる。
ネオスのバリュークリエイションカンパニー・プロダクト本部フィンテックサービス部の一柳寿一統括部長は、スマシリーズをリリースした狙いをこう語る。
「飲食店などを顧客とする業務用酒販店では、依然として電話やファクスで注文を受け、担当者が伝票入力するというアナログな業務運営を続けている企業が多い。
一方、決済も集配担当者が配達時に現金で回収しているケースが多く、置き配になった場合は集金できずに帰ることもある。
このため受注業務や集金業務を省力化・効率化し、社員の業務負荷をいかに軽減するかが大きな経営課題になっている。
そこで、業務用酒販店を中心に、卸売り業者の一連の業務をシームレスにDXするソリューションの提供を始めた」。
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