ジェーシービーがプレミアムカード向けサービスを次々に投入
ジェーシービー(以下、JCB)は、2025年度に入ってから、「JCB プレミアムカード」(以下、プレ...

2024年のクレジットカードのカードショッピング取扱高は116兆円を突破した。前年比10.6%増と2桁の伸長率を維持しており、高い水準で安定的な成長を続けている。だが、クレジットカードのシェアは低下している。その理由はいうまでもなく、コード決済が伸長してきたからだ。しかし、別の見方をすると、クレジットカード市場はコード決済市場よりも大きな成長を遂げてきたことが分かる。クレジットカード市場の規模の推移とともに、クレジットカード市場における事業者の戦略の方向性を整理してみる。
日本クレジット協会の「日本のクレジット統計2024年版」における市場規模統計(年次統計)によると、24年(暦年)のクレジットカードの新規供与額(取扱高・決済額)は116兆8924億円だった。前年比10.6%増と2桁の伸長率を維持しており、高い水準で安定的な成長を続けている(図表1)。

(注) カード決済比率は民間最終消費支出(名目暦年)に対するクレジットカードショッピング取扱高(暦年)の比率。カードショッピング取扱高については、13年に集計方法の見直しを行ったため、以前の数値との連続性はない。民間最終消費支出については、25年6月9日公表の25年1-3月期2次速報値に基づく。なお、16年に国民経済計算の作成基準が改定されている。
(出典) カードショッピング取扱高は日本クレジット協会の統計、民間最終消費支出は内閣府「国民経済計算」に基づく。

だが、クレジットカードのシェアは低下している。その理由はいうまでもなく、コード決済が伸長してきたからだ。6年間の年平均成長率は121.8%増だから、まさに倍々ゲームを上回る勢いで増えてきた。
その結果、18年には90.5%あったクレジットカードのシェアは24年には82.9%と、6年間で7.6%ポイント低下した。
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